消耗品は使い続けられるのか？ ～ 「好き」はコストで計れない■SANYO エナクルのレストア

今日は話題の中山菜館＠反町か襄陽＠白楽にでもと地図を見ていたら、甘味プリンセスのこちらさまのホレホレ作戦が、、。

またもや☆蟻地獄に堕ちるワタシ。

店主さまやそのお仲間達から絶大なる畏敬の念を注がれていらっしゃる、キッチン山田のにっき先生作のヨーグルトケーキが納品されているとのことで、自称尾山台ハッピーローディストなワタシは参らぬ訳にはいきません。

煎茶をお供に。
 、、ほわぁ、、ウマ、、

随所に感じる几帳面な配慮。
さすがは先生の先生。
見事なお仕事。

下層のスポンジ層は上段と下段で色が違ったけれど、何か仕掛けがあるのだろうか。
チーズケーキの何分の1かのカロリーのヘルシーなヨーグルトケーキだから、x２食べたかった。

お客の注文目線次第だけれど、私の目線は値段ありきで大きさを決めるより、食べるのに適した大きさに従った値段にした方が好きかなぁ。

横の赤い冊子はにっき先生の作品写真を綴じたスクラップブック。
めくるめく作品の数々が圧巻。
でもこういう冊子の体裁は店主さまの方がお得意ね。きっと。

そしてシーズン終了宣言の出たこちらも一緒に。

料理は人なり。
この冬はこれのビタミンと糖分で乗り切った、押忍。


しかし、今日はマッタリしている場合では無いのだ。
先日職場後輩から頂戴したポンコツのレストアが待っているのだ。
ダッシュで帰宅。

SANYO エナクル。
電動アシスト自転車の代名詞。
ハイCPでマニア好みのコヤツ。

一見シルバーに輝くこれを見て、イイナァ、なんて思ったあなたはスイーツ（笑。

ハンドルはモーレツに錆び、ブレーキワイヤーは擦れて穴が。

 
フロントタイヤとリアタイヤとは銘柄が違い、そのフロントだけヒビだらけ。

ヘッド周りからは流出したグリスで汚れ

更に後輪は納車帰りにパンクし、劣化したバッテリーも途中で全放電EMPTY、、。

これが電動アシスト車でなければ、即刻捨ててしまう劣悪コンディション。
（というか先日近所のゴミ捨て場にこれより綺麗なエナクルが、リサイクルシールを貼られ捨ててあったOTZ...）
 ヲタク的視点から直せば、パーツ代だけでホームセンターのママチャリが3台は買えてしまうので、さすがに電動アシスト車相手でもそんな不経済なことはしない。

なので、必要最小限でチャリヲタが満足するメンテを慣行。

まずは消耗部品。
・フロントタイヤ
・リアタイヤ用チューブ
・リムテープ
・ブレーキワイヤーセット
を用意。

仕入れはSATY自転車部。
ママチャリ部品は専門店には置いていない。
リムテープが欠品で「隣のダイソーさんにありますよ」と店員さん。
既にママチャリ界はそういう世界なのだ、、。

メンテの基本。

ともかく洗う。
スポンジで丁寧に洗う。
レーシングマシンは世界中の現場でマジックリン洗車がデフォ。
HRCが広めたのか？

フロントタイヤの交感。
フロントハブに内臓されたモーター配線は、メルセデスのハーネスカプラより上物。

SATYの自転車部に置いてあったタイヤはこのMILLION。
MICHELIN（ミシュラン）みたいだ。
期待出来る。

見たことを忘れたくなるオイリーなチェーンとリアハブ周り。
中華料理屋の換気扇状態。

しかしここも爪の間をグリスだらけにして磨く。
こんなもんで許してやろう。

血液型？
O型です。

結構キマッて来たんじゃない？

と思ったらスタンドをつけ忘れて組んだ、、。

そうこうするうちに日没。
次回はブレーキワイヤーと、I／O周りの交感。

入れ込むところと抜くところの見せ所。