南画ってなんだ? ~ 孤高の日本画家@群馬県立館林美術館

群馬県立美術館で展示中の「孤高の日本画家」展を覗いてきました。
ただいまの展示は大山魯牛。

こちらはちょっと寂しい郊外の趣きな美術館。
丁度そんな雰囲気をもっと重くするような寒い曇った日。
展示の内容もモノトーンに近い南画の世界。

この種の画は、見慣れぬとおどろおどろしい雰囲気が感じられたり、そういうタッチの絵もあるけれど、大山の画は山水画・水墨画のような淡めのものが多く、時代によってはヨーロッパの影響で南画から離れた時期の作品があったりして、ゆっくり観ることができた。

こんな画もさっぱりめの今風な額装をすれば、自室にも合うのかもしれない。

日本画作家の置かれた立場や時代、画壇についての解説。
ゆっくり鑑賞した後は、美術館内のレストラン、イル・コルネット。
オススメのハッシュドビーフランチ。
お肉は中まで火を通したローストビーフ風な感じに、デミグラソース。
グリルした野菜入り。

行きも帰りも空いた高速で、ロバート・クビサ号(2位表彰台オメ)も18km/Lのご機嫌巡航でした。

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