音は何で伝わるか ~ 空気伝播だけではない?

夜長のレコード鑑賞なんぞというオッサンめいた事をしていたら、私のBlogも住所も知らぬオーディオ仲間から「使ってみてください」と自作のプリアンプとフォノイコライザーが送られてきた。

仲間と言っても半年前ほどだかにほんの少し対面しただけだが、いい歳になるとゆっくりと仲を深めているヒマがあるほど後が無いので、ご対面即旧友となり、こういう金額に換算すると結構なモノが空を飛んできたりする。

可愛いハロウィンの箱。
ハロウィンっていつだ?

じゃじゃ~ん、開梱。
巾20cmほどの赤くて可愛い2台。

フォノイコライザーは入力がMMとMCの2系統を背面スイッチで切り替え。
給電はプリ電源からACをもらう。

プリアンプは入力4系統。
筐体の赤と同じように、ボリュームとセレクター回りに赤いレタリングが施されていて美しい。

デザインは昭和ビューティーを感じるようなレトロな雰囲気で、レコードを聴くためのフォノイコらしい佇まい。

写真を撮りつつ眺めていたらすぐに聴きたくなってきた。

早速ラックからCDプレーヤーを追い出す。
フォノ~プリ間は、これまたタマタマ職場のマニアが使ってみてくれと貸してくれたBELDENの6300UEとかいうのを使う自作ケーブル。
趣味も極めると、ハードウェアも勝手に集まってくる(笑。
もうすぐ赤い跳ね馬もやってくるであろう。

プリ~パワー間は私の自作のモガミNEGLEX 2534。

ジャジャン。
鎮座。

二つとも軽量なので、鉛インゴットにてゴメンナサイ。
早速出音。
盤はとりあえず手元に出ていたPaul Davis。
ふむふむ、、悪くは無い。
音場も分解能もレンジもまぁまぁかな、、。

その時、私はまだ侮っていたのだった、、
【次回 終わらぬ試聴編 に続く】

コメント