焼き物の秋 ~ 気心知れれば味尚良し

今週は仕事がテンパってしまい、私事は何もままならぬ一週間。
でもいくつか収穫があったので記録。

お昼にJaslinへ行ったら、マスターが焼き物を始めたとのこと。
以前から前菜類やランチの副菜の焼き物は自作のようだったけれど、単品で売れるだけの量を焼ける段取りを備えたようだ。

早速昨夜腸詰と叉焼(焼豚)をいただいてきた。
各@1260円、重量単価は良いところだと思う。
今日の昼にどちらもスライスして、ホンの少しレンジで温め(本当は軽く蒸す方が良いのかな)冷蔵庫で冷えた脂を柔らかくしてあげる。
叉焼の方は一部をミジンにしてチャーハンに。

マスターはいつも故郷の味を保ちつつも、地元近所の人に食べてもらうための味付けを考えているので、少しあっさり目。
しかしこれが、マスター私の血圧とかストレス値を知っているの?というような、まるで自分のために焼いてくれたような味。
この優しい味は他の料理と全く同じ。

山下町で食べる方がパンチやコクがあるけれど、もしかしたらあれは中華街という場所柄のコマーシャルな味なのかもしれない。


夜は二人いる私のWeb上の料理の師匠のうちの一人、ゴッドマーさんの記事をヒントに、冷蔵庫にあった鶏肉で油淋鶏を。
在庫の関係で下に敷く野菜はレタスでなくキャベツ。
主菜その2は叉焼卵。
どちらも出来上がりが一番な料理なので、手元に置いたカメラも忘れ、完成したそばから食べてしまいました。

腸詰を仕入れたその日に、ゴッドマーさんから浮き粉つながりで大根餅の話が出て、今回の腸詰は何かの縁。
去年の冬は華僑婦女会作の大根餅で満足してしまったけれど、今年は最強の腸詰を手にしてしまったので、自作せねばですな。

@何だかこうして旨いものを食べられて、仕事は云々であっても幸せな方なのかもしれない。

コメント

ゴッドマー さんの投稿…
ふむ、この腸詰は「香腸」と違って焼き物なんですね。私は真冬に干し肉を作るのですけど、こちらのご主人に、香腸など作って売ってもらえないでしょうかね。生肉の部類になるので輸入はできないと聞いています。中華街で干し肉を売っているのは知っているので不思議でした。もしかしたら自家製のを売っていたのかもしれませんね。例のおばちゃんのお店ですけど。

油淋鶏の出来上がり画像がないとなると見たくなりますが・・・美味しそう!
管理人:ふ゛り さんの投稿…
godmother さん。
加工肉もレシピは幅広く、しかもお隣は大きな陸地なので地方差もかなりあるようで、一言で腸詰といっても無数のバリエーションがあるのでしょうね。

おっしゃる香腸は火を入れず、干して作るのでしょうか。
横浜にも干し肉類を作る華僑のお店やご家庭は多数あるようですが、時間が掛かるので売るほど作れない、温暖化による衛生面、日本人の嗜好、などから一部のお店を除きあまり出回る事は無いようです。

ご存知の通り、中国料理のお店は便宜上メニューはありますが、基本的にはフルオーダーがOKなので、面倒な焼き物・干物も懇意にしている店であればやってみてくれるか小分けしてくれるかもしれませんね。

今週末は久しぶりに自宅料理三昧でした。